【カメラレビュー】Nikon D810 / なんでもこなすフルサイズ機

カメラ

ちょっと前の話になりますが、写真用の機材を新調しました!

sonyからすごい凄いステキなボディが発表されているので、ものすごく悩んだ結果…

NikonのD810を中古で入手しました!

発売されてからは結構時間が経っていますが、フルサイズ機の中でもそこそこのスペックを持っているD810は写真に動画になんでも使える強い1台です。

実は入手してからもう半年ほど経っているのですが….レビューしていきたいと思います。

 

なぜNikon D810なのか

nikon D810は、発売からすでに4年くらい経っていて決して最先端スペック機とは言えないボディです。

オリンピックだったら前回大会みたいなものですから….

そんなちょっと昔のボディを購入に至った理由としては、③つの理由があります。

理由その①

「そろそろフルサイズ機を導入したかったから。」

今まで僕が使っていた写真用のボディはnikon D7200,D7100の2台で、どちらもaps-c機です。nikonの7000番台はaps-c機の中では上位機種にあたり、中級者くらいまで実用的に使えるシリーズだと思います。僕の写真ライフでもバリバリ働いてくれてとても心強い機体です。

ちょっと前までしばらくはaps-c機で頑張ろう〜なんて思っていたのですが、同世代のカメラ友達が使っているフルサイズ機をちょっとだけ使わせてもらったら、なんとも言えない奥行き感の表現力と豊かな色彩力に感動してしまいフルサイズ機の導入を即決してしまいました。フルサイズを導入した現在は、もうaps-c機には戻れないと思っているくらい素晴らしく、自分の写真ライフの価値観が一気に変わってしまいました。

理由その②

「D800シリーズの新モデルD850が発売されて相場が下がったから。」

2017年9月にnikonの800番台の新モデルとして、D850が発売されました。D850は800番台の特徴である高画素を引き継ぎ、画像処理エンジンも進化、加えて動画性能では4K30フレームに対応し、最高のパフォーマンスを発揮できるボディになっています。D850は発表された時からユーザーに人気があり、発売当初はしばらく入荷待ち状態でした。

そんな素晴らしい後継機が発売されたので、当然のことながらD810の市場価格は低下し、フルサイズへ足を踏み入れる僕にとってはちょうどいいタイミングでした。

理由その③

「動画性能もなかなか良い。」

僕は最近、動画も撮るようになって、なんだかんだ1年くらいたちます。動画といえば最近のsonyのみらーれすの勢いが凄まじく、フルサイズなのにコンパクト、軽量、AFもよく効くし瞳AFなんか無双状態、おまけに手ぶれ補正まで内蔵していてまさに敵なしのような状態です。

そんな中、nikonのD810は型落ちながら意外と動画性能が良い隠れた名機のような存在で、フィルムメーカーにもD810を使っていた人は少なくありません。僕の動画の使い方は、基本的にフルHDまでで4Kは(いまのところ)使わない、フルHDで60fpsまで撮れるの嬉しい、カラーグレーディングはそんなにガッツリやりたくないという感じなので、D810の動画性能くらいがちょうどいいです。

理由おまけ

「nikon D810はカメラを始めた当初憧れの機体だった。」

僕がカメラを本格的に始めたのは5年くらい前で、カメラの右も左もわからない状態の時にnikonショップで出会ったのがD810でした。性能の良さもよくわからないけど、シャッターを切ってみただけでとにかく惚れてしまい、いつかはこのボディを使いたいと思ったのを覚えています。

D810のレビュー、使用感。

ボディを購入してから半年くらいたちました。撮影の現場でもバンバン活躍しています。色々使ってみてもちろん良いところがたくさんありましたが、悪いところも含めてレビューしていきたいと思います。

フルサイズめっちゃ良い◎

やっぱり一番の良いところはフルサイズセンサーになったところです。今までのaps-cセンサーよりも一回り大きくなったセンサーがダイナミックに写真を撮影してくれています。aps-cセンサーでは写せなかったものが、物理的にも描写的にも間違いなく表現できています。もうメインカメラのセンサーは間違いなくフルサイズしかありえないです。

高画素数◎&×

例えばnikon D7200は有効画素2400万画素程度で、だいたいA3サイズまで綺麗に引き伸ばすことができます(解像度350dpi)。写真を印刷したりするには十分なサイズです。

D810の有効画素は3635万画素もあり、印刷するとしたらA3~A2サイズくらいまで引き伸ばせます。通常の写真であればそんなにいらないくらいのサイズです。もちろん、撮った写真をそのまま使うには余分になってしまう画素数ですが、僕の場合トリミングを多用するので高画素数の分だけトリミングに余裕ができます。撮った写真を半分のサイズにトリミングしても、1800万画素も残るので引き伸ばして印刷することができます。少し画角やズームに余裕を持って撮影し、編集の段階で理想の画角に直して写真を作ることができるのでとても助かります。

逆に高画素のマイナス面として、データ量が大きくなってしまう点があります。1枚の写真をRAWで撮影すると30MBくらいの大きさになるため、連写したり多くの写真を撮るときは大容量のSDカードを使用しなければなりません。
僕の経験では、3000−4000万画素くらいのカメラでRAW撮影した場合、32GBのSDカードだと800枚ほどまでは頑張れるかなと思います。

過酷な撮影環境にも耐えられる◎

nikon D810のボディはマグネシウム合金を用いて作られていて外部からの衝撃に非常に強い作りになっています。また、埃や水滴にも強い設計がされていて、冒険家のレビューを見ると高評価のものがとても多いです。

精密機械なのでちゃんとした手入れをした方がいいことは確かなのですが、そんな時間がない、少し面倒なのでたまにしか手入れしない、なんてユーザーも少なくないと思います。nikonのボディは少しくらい雑に扱ってもそう簡単に壊れません。

サイズ、重量×

D810のボディ重量は880gもあり、500mlのペットボトル2本くらいの重さがあります。ボディサイズは146x123x81.5mmで、かなりの存在感があります。

カメラの重量は性能や機能があればあるだけ重くなっていくので、こればかりはしょうがないと思って割り切っています。ちなみに、つけっぱなしレンズとしてtamron 24-70mm f2.8を使っているのですが、レンズの重さが900gあります。ボディと合わせると1.8kgほどの重さになり、撮影時にはそこそこの負荷がかかります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました