星を撮るためのボディとレンズはコレ!【保存版】

カメラ

カメラに慣れてきたら撮りたいのがなんといっても星!

夏もそろそろ終わり、冬に向けて星撮影の準備をしたいですね!

冬は空気が澄んでいて星の撮影にぴったりな季節です。

今回は星撮影で使用するボディとレンズについて記事にしました。

 

① カメラボディ

カメラボディは最近のモデルであれば何でも大丈夫だと思います。

具体的にはISO感度の上限が6400,12500,25600くらいあれば十分です。実際の星の撮影時には、ISO感度を1600~3200くらいにすることが多いともいます。ISO感度の上限が高いことは大雑把にノイズ耐性が高いといえるので、ISO1600~3200での撮影時にノイズが発生しにくいと言えます。

 

② レンズ

僕は星の撮影に最も重要な機材はレンズだと思っています。

星の撮影に使いたいレンズの特徴は、明るいレンズ広角系のレンズ。です。

明るいレンズ

明るいレンズとはf値が小さいレンズのことを言います。具体的にはf/3.5以下くらいであれば明るいレンズといえると思います。明るいレンズはあまり光っていない星なども捉えることができ、天の川なんかの撮影だと明るいレンズでなければ宇宙の鮮やかさがなかなか出ません。もし、天の川を撮りたいのであればf/2.8や1.8くらいまで明るいレンズを使うことをおすすめします。

広角系のレンズ

星の撮影時に気にしなければならないことの一つが、地球が自転しているということです。地球の自転によって地表から見える星は少しずつ動いて見えます。そのため、動いている被写体を撮っているという意識が大事です。

動いている被写体を撮るとき、望遠レンズでは画角的に被写体の動きが顕著に見えます、逆に広角レンズでは被写体からかなり引いて撮っているので動きがそんなにわかりません。星も同じで、望遠側だと星の動きが顕著に捉えられてしまい、星がすぐに線になってしまいます。ところが広角側だとシャッターを長く開けてもそんなに星が動いているように見えません。そのため広角レンズが有利になります。

また、広角レンズを使うことによって地球の地形なども入れて星を撮ることができるため、より自然や生活を感じられる面白い写真も撮ることができます。

もちろん、広角側のレンズを持っていなくても35mm換算で50mmくらいまでであれば、十分星を写すことができます。逆にそれ以上望遠のレンズだと星が動いてしまい難しくなっていきます。

オススメのレンズ

各メーカーごとに僕のオススメするレンズを紹介したいと思います。

主にAPS-C機ユーザーを対象にしているので、フルサイズユーザーの方は注意してください。

 

『tokina AT-X 11-20mm f/2.8 PRO DX NAF』

いきなり大本命のレンズです。tokinaの11-20mmは35mm換算で広角側16mm程度という広角で使いやすい画角を有していて、f値が2.8を誇る星専用レンズともいえる1本です。

価格は新品で5万円台で、f2.8を有していることを考えればかなりのコスパだと思います。

このレンズで星を撮っているユーザーも多く、ネット上でも様々な作例が見れると思います。

僕もまだ持っていないレンズなのですが、次に買うレンズはこのtokina11-20だと思います。

 

 

 

『NIKON AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR』

最近発売されたレンズなんですが、正直このラインナップはサプライズでした。

いままでDX機(nikonのAPS-C機)の広角側は結構ないがしろにされていて、sigmaやタムロンの社外レンズしか選択肢がありませんでした。このレンズの登場でDXユーザーが純正で超広角レンズを持つことができます。そして、価格も3万円ちょっと(H29.9現在)というとってもお手頃です。

F値がちょっと暗いかなーとも思いますが、f/4.5の開放で撮影すれば星が捉えられると思います。

星だけでなく風景や建築物も映えるレンズです。

 

 

『CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM』

2014年に発売されたCANONのAPS-C機向けの広角レンズです。

CANONのレンズラインナップは何といっても新商品の開発期間が異様に長く、このレンズ以前の広角レンズは10年以上も前に発表されています。CANONのレンズといえば軽さですが、このレンズもかなり軽量に作られていてコンパクトさにも定評があるので取り扱いのしやすいレンズといえるでしょう。

 

『SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM』

このレンズは一時期使っていたことがあります。なんといっても8mm(換算12mm)の画角は圧巻の超広角でインパクトも絶大でした。今となっては手放さなければよかったな~と思っています。

レンズ全面が湾曲した出目金レンズで広角域をがっつりと引っ張ってきています。描写力も高く、携行性もいいサイズなのでかなりおすすめできます。ただ、広角レンズ初体験の方には8mmの画角が少し扱いにくいかもしれません。

 

 

 

『SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM』

発売がすこしだけ時間がたつレンズですが、10-20mmでf3.5通しなので明るさが十分あっていい感じい星をとらえると思います。価格も現在はかなりリーズナブルになっていて手が出しやすいレンズだと思います。

10-20mmはもう一つのsigmaレンズの8-16mmと比べてだいぶ使いやすい画角になってます。風景や屋内での使用も適していて汎用性が広いレンズです。

 

 

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