カメラの心臓部ともいわれるイメージセンサーがだいぶ汚れてきました。
※イメージセンサーとは:
カメラ内部に入ってきた光を電気信号に変える半導体素子で、
光がこの素子を通過することで写真が出来上がります。
カメラにとって最も大事な機構と言えます。
実は結構前々からイメージセンサーの汚れは気になっていたのですが、
普段、解放付近で撮影することが多いため、先延ばしにしていましたが、
今回はついにイメージセンサーのクリーニングを行いました。
1.イメージセンサーの汚れをチェック
まずイメージセンサーの汚れ(イメージダスト)をチェックしたいと思います。
方法はいろいろありますが、真っ白い紙や青空を使ってチェックします。
まず、青空を使う場合、雲一つなく澄んだ青空が望ましいです。
絞りをf16以上に設定して、レンズを青空に向け、シャッターを切ります。
このとき、建造物などが画角に入らないようにしてください。
白い紙を使う場合は、画角一面を真っ白にするように紙をセットし、
絞りをf16以上にしてシャッターを切ってください。
撮影した写真を確認すると、イメージセンサーに汚れが黒く浮き上がります。
もちろん、センサーが綺麗な場合は写りません。
ちなみに、僕のカメラのイメージセンサーはこんな感じですごく汚れてました。。。笑
黒い点々が複数確認できるようになったら、クリーニング時かもしれませんね~~。
2.イメージセンサーを自分でクリーニング
僕はいろいろ自分でいじってみるのが好きなので、今回は自分でクリーニングを試みます。
今回は所有しているnikonのカメラをクリーニングしますが、
ほかの機種の場合でも基本的には同じ手順です。
重要な場所を扱うので、不安がある方は各メーカーにクリーニングをお願いすることもできます。
保証期間内であれば無償、期間外でも1,000~3,000円くらいでできますよ。
まず、クリーニングに必要な道具を揃えます。
今回僕が使ったものは、「ブロワー」と「イメージセンサークリーニングキット」です。
ブロワーは風圧を出せるように手のひら全体で握れるような大きさのものがいいです。
クリーニングキットは、PENTAXのクリーニングキットを購入しました。
PENTAXのメーカーサービスでも使われているという安心感のある商品です。
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まず、レンズをボディから外します。
ミラーが見えると思うので、ブロワーでカメラ内部をびゅーびゅーしましょう。
カメラの設定から、ミラーを上げてイメージセンサーを露出させます。
(※バッテリー残量が少ないとミラーアップできないことがあります。)
カメラ内部のミラーが上がってイメージセンサーがむき出しになったと思います。
すかさず、ブロワーです。
次に、PENTAXクリーニングキットを準備します。
棒の先についたスタンプのようなもので、イメージセンサーの汚れを取り、
付属のシートに汚れを付着させて取り除きます。
なので、シートは1枚はがして、テープなどで固定すると作業しやすいです。
クリーニング棒の先をイメージセンサーの上に軽くタッチします。
力を入れるとイメージセンサーが壊れる可能性があるので注意してください。
イメージセンサーにタッチしたら、
必ず1回ごとにクリーニングシートにタッチして汚れを取り除きます。
ここで汚れを取り除かないと、イメージセンサーに汚れをまき散らすことになるので注意です。
また、シートで1度汚れを取り除いたら、次は必ずシートの別の場所で取り除いてください。
結構すぐシート1枚使い切ってしまうと思いますが、ケチらずに新しいシートを使いましょう。
僕は、1度のクリーニングでシート2枚使いました。
クリーニングが終わったら、とりあえずブロワーをしておきましょう。
そして、ミラーを降ろしてレンズを取り付けてください。
カメラ内部の露出をなるべく少なくすることが、センサーやカメラをきれいに保つ秘訣です。
3.汚れが取れているかチェック
クリーニングが終わったら、最初と同様にイメージセンサーの汚れをチェックします。
僕のクリーニング結果がこちら。。。。
すごい!!!かなり綺麗になりました!
これだけ綺麗になれば、夜景撮影も気持ちよくできそうですね~^^
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