企画でモデルさん20人以上を撮影してみて。機材、撮影、画像処理について。

カメラ

4月に行われた秋田の学生イベント「アキコネ」の開催に際して、

イベント当日までのカウントダウン企画を担当しました。

内容は、秋田の美人学生をモデルとして、

カウントダウン投稿の写真と、ポートレートを撮影し、イベントPRを行うというものです。

こちらでその様子を見ることができます。↓↓

アキコネ2016 Facebookイベントページ

プロのヘアメイクさんとともに、総勢20名以上のモデルさんの撮影を敢行しました。

ここでは、そのときの活動報告をしたいと思います。



 

目次

1.機材編

2.撮影編

3.画像処理編

 



1.機材編

●使用機材

カメラ:

Nikon D7100

Nikonで現在出ているAPS-C機の最上位機です。フルサイズ機には手が出なかったので、APS-C機で一番かゆいところに手が届くカメラボディを選びました。

現在では新しいモデルが出ており、価格もかなり安く手に入ります。

もし、お金に余裕があれば、新しいモデルのD7200はwi-fiが搭載され、撮影した写真をその場でスマホやPCに無線で飛ばすことができるのでとても便利です。

〈商品リンク〉

Nikon D7100 18-105VRレンズキット

Nikon D7200 18-140VRレンズキット

 

レンズ:

① Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G

② Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

主にこの2つのレンズを使いました。どちらかというと50mmの出番が多く、モデルさんから少し距離をとれるため、カメラの圧迫感を与えずに撮影できます。

2つとも安価で手に入りやすいレンズなので、とりあえず持っていてもいいようなレンズだと思います。



2.撮影編

撮影の大まかな流れは以下の通りで行いました。

①モデルオファー

②打ち合わせ

③ロケハン

④メイク(撮影当日)

⑤撮影(撮影当日)


ここでは、各項目で留意した点、気づいた点を書き留めます。

 

①モデルオファー

企画や依頼のテーマ、イメージに合ったモデルさんにオファーする必要があります。ただ、美人やかわいいというだけでなく、事前にテーマやイメージを固めてから、これに沿ったモデルさんを探すことが重要だと思います。

②打ち合わせ

撮影前の打ち合わせで、撮影に参加するメンバーは必ず顔合わせを行うべきです。撮影にはモデル、カメラマン、メイク、スタイリスト、アシスタント、マネージャーなど様々な人がそれぞれの立場で関わってきます。そのため、それぞれの立場での考えや把握したいことなどがあり、皆で顔を合わせて打ち合わせをすることが重要です。また、撮影当日に初対面の人がいると、モデルさんの表情が自然に出せないことがあったりするので、事前の打ち合わせで撮影メンバーはなるべく打ち解けておきたいです。

 

③ロケハン

主にカメラマンの役割かと思います。事前にロケ地を訪れることで、撮影のイメージが作れるので、当日はスムーズに撮影できます。

 

④メイク(当日)

主にメイクさんの役割となります。メイクのあと、カメラチェックを行い、写真うつりによってメイクの仕上げを行います。このとき、カメラマンは実際の撮影と同じような写真うつりになるように調整しておきたいです。

 

⑤撮影(当日)

私の場合、撮影が始まったらまずはカメラテストも兼ねて、モデルさんには自由に楽にしててもらいます。大方のモデルさんがカメラに慣れていないので、最初は撮られるということに慣れてもらいます。世間話でもしながらわいわい楽しく撮るのが良いと思います。

モデルさんがカメラに慣れてきたら、ちょっとずつ注文をしてみます。目線をあっちにしてみて~とか、手はこんな感じに~とか。私の場合、あまり全身がちっと固めるような注文はしません。あくまで自然体の延長で撮影できるように心がけています。


 

撮影編はもっとも手探りで、もがいた時間でした。ノウハウも少ない中、メンバーで話し合いを重ね、なんとか形にしました。一番もがいただけあって、撮影を通して一番成長した部分だと思います。

 



3.画像処理編

 

今回の撮影では、撮影スケジュールの過密さと、撮影枚数の関係から、カメラの保存形式をjpegで撮影していました。その後、簡単な編集を行い、写真の完成という流れを撮っていました。

カメラで撮影した写真の保存形式は、RAWとJPEGで大きく分かれます。RAWは撮影した写真の情報がそのまま保存されるので、編集が非常にしやすいですが、写真の情報量が多いためにデータ容量が膨大になってしまいます。それに対し、JPEGはカメラが撮影した写真を簡単に編集し、小さい容量で保存できるようにします。写真の情報量は少なくなりますが、データ容量を食わず、編集も簡易化できるという利点もあります。

私が今回、画像処理に使っていたソフトは、windowsの純正ソフト「windows live フォト ギャラリー」です。今回必要とした光、色、修正ができ、処理も早く、シンプルな機能なのでスピード重視の画像処理に向いていると思います。


例えば、次の写真は、全体を明るくし、若干赤みを取り、ハイライトを少し入れるといった処理を行いました。

処理前

DSC_1499@

処理後

DSC_1499+


修正なんかもできたりします。

すこしわかりにくいですが、右ほほ上部にある黒い影を、画像編集で消してあります。

処理前

DSC_7066+

処理後

DSC_7066@


今回は、スピードと簡単な処理を徹していたので、フォトギャラリーを使いました。

RAW現像や、細かい編集作業を行う際には、また違った編集ソフトが必要になります。

写真の使用用途や表現のイメージで使用する編集ソフトを変えるのもいいと思います。

 



 

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