【レンズレビュー】SIGMA Art 18-35mm F1.8 DC HSM/aps-c機の標準域最強レンズ

カメラ

今回レビューするレンズはsigmaの18-35mm。

いわゆる神レンズといわれる18-35mmの標準域をf1.8の通しという明るさでカバーするかなりのつわものレンズで、aps-c機の大三元レンズとも言われています。

2016年4月ごろに発表され、当初から評判が良かったこのレンズを最近入手したのでレビューしてみます。

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レンズ評価

描写力 ★★★★★

利便性 ★★★★☆

コスト ★★★★☆

オススメ度 ★★★★★

 

どんなレンズ?

最高の描写力

世間で言われるところの”神レンズ”ですが、結論から言うと、その名の通りの神だと思います。

まず、18-35mmという標準域をf/1.8通しの明るさでカバーしてくれるのはかなり心強いです。

肝心の描写力は、開放からキレッキレです。細部まできっちりと表現してきます。描写力が高いので、どちらかというとカリカリした写真になります。もちろん、一段階ほど絞ればさらに描写力は上がります。

僕はもともと、標準域のレンズにnikonの35mmf/1.8を使っていて、最近18-35に乗り換えました。

理由は、単焦点ではどうしてもカバーできないポジションが増えてきたからです。

たとえば、お店の中、座席の位置によってこれ以上引けないなんてことが多く、デッド画角ゾーンが多発していました。

18-35mmは単焦点並みの描写力を持っているため、これ一本持つことで、18-35mmの分だけ単焦点を持っているといっても過言ではありません。ズームによりデッドゾーンを解消し、なおかつ18-35mmの域で単焦点並みの働きをしているレンズなのです。

また、最短撮影距離0.28mというのも強みです。

大口径レンズ

欠点というか気になる点をあげるとすれば、レンズの大きさでしょう。

nikon35mmと比べると大きさは2倍くらい、重さはnikon35mmが200gに対して、sigma18-35mmは810gです。

僕もそうでしたが、単焦点から乗り換えたユーザーにはかなり重さを感じるかもしれません。

しかし、そんな大きさや重さを犠牲にしてまでもつける価値があるレンズだと思います。

実際に撮ってみた

焦点距離 35mm f/1.8 ss 1/2500 iso-100

この写真で全部伝わるかなと思います。開放からのカリカリ加減がすごいです。

ボケ味は場所によって違うボケ味が出ています。ピント付近はキレが残るボケで、ピントから遠いところでは綺麗な丸ボケをみることができます。

 

焦点距離 18mm f/5.6 ss 1/1250 iso-100

逆光耐性もそこそこあると思います。フレアやゴーストも今のところ特に気になりません。

 

 

まとめ

sigma18-35mmは一番オススメできるレンズかもしれません。

単焦点もいいですが、18-35はつけっぱなしにして使えるレンズで、守備範囲も広くて使いやすいです。

コスパ的にも単焦点を20,24,30,35と刻むより18-35を一本買ったほうがお安く済みます。

自信を持ってお勧めできる一本です。

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